お子様の成長記録や旅行の思い出が詰まったビデオカメラが、ある日突然、電源が入らなくなったら…あなたならどうしますか?「もうデータは取り出せないかもしれない」と、深い絶望感に襲われるかもしれません。
しかし、結論から申し上げます。諦めるのはまだ早いです。
こんにちは。今回は、実際に埼玉県のお客様からご依頼いただいた「電源が完全に入らないCanon iVIS HF10からのデータ復旧」の成功事例を通して、その可能性と具体的な方法について専門家の視点から徹底解説します。
この記事を読めば、なぜ電源が入らない状態からでもデータが復旧できるのか、そして業者に依頼する際のポイントが明確になります。
お客様からのご依頼内容:突然起動しなくなったiVIS HF10
今回、埼玉県のお客様からお預かりしたのは、Canon製デジタルビデオカメラ「iVIS HF10」。長年ご愛用されていたそうですが、ある日を境に全く電源が入らなくなってしまったとのことでした。
- 機種: Canon iVIS HF10
- 症状: 電源ボタンを押しても無反応。充電もできない。
- ご要望: 内蔵メモリに保存されている、お子様の成長記録を何とかして取り出してほしい。
このような「電源不良」は、データ復旧の中でも特に緊急性が高く、かつ専門技術が求められる症状です。
なぜ電源が入らない状態からデータを復旧できるのか?
多くの方が「本体が壊れたらデータも終わり」と考えがちですが、それは違います。電源が入らない原因の多くは、バッテリーや電源回路といった「通電系統の基板トラブル」にあります。
一方で、動画や写真データが記録されているのは「内蔵メモリチップ」という別の部品です。つまり、カメラ本体が起動しなくても、メモリチップ自体が無事であれば、データを取り出せる可能性は非常に高いのです。
今回のiVIS HF10のケースでは、まさにこの状態でした。私たちは、カメラを分解し、基板から直接メモリチップを取り外します。そして、専用の機材(メモリリーダー)を用いて、チップ内部の生データに直接アクセスし、動画ファイルとして再構築する、という高度な作業を行いました。
その結果、動画267ファイル(5時間57分相当)を、欠損なく100%復旧することに成功したのです。
ビデオカメラのデータ復旧はプロへの依頼が絶対条件
電源が入らない、といった物理的な故障の場合、ご自身で分解したり、通電を繰り返したりするのは非常に危険です。状態をさらに悪化させ、本来なら復旧できたはずのデータさえも完全に破壊してしまうリスクがあります。
大切なデータを守るためにも、まずは専門家にご相談ください。弊社では、初期診断を無料で行い、復旧の可能性と正確なお見積もりをご提示します。
「これ、直るのかな?」と思ったら、まずはお気軽にご連絡ください。
専門のスタッフが丁寧に対応し、あなたの大切な思い出を取り戻す最善の方法をご提案します。
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今回の復旧作業の様子は、YouTube動画でもご紹介しています。
私たちは、単なるデータを復元しているのではありません。お客様一人ひとりの、かけがえのない「時間」と「思い出」を取り戻すお手伝いをしています。その想いを胸に、一件一件のご依頼に真摯に向き合っています。
