「大切な思い出が消えた…」そんな絶望を希望に変えるデータ復旧技術
こんにちは、ビデオカメラのデータ復旧事例を紹介しています。
今回は、多くの方が経験する可能性のあるビデオカメラのトラブル事例と、その解決策についてご紹介します。特にSONY FDR-AX45ユーザーの方々にとって参考になる内容かと思います。
事例概要:バッテリー交換時の悲劇
東京都葛飾区にお住まいのお客様からご依頼いただいたケースです。
SONY FDR-AX45ビデオカメラで撮影された貴重な映像が、突然再生できなくなるというトラブルが発生しました。状況を詳しく伺ったところ、以下のような経緯だったことが判明しました。
- 長時間の撮影中にバッテリー残量が少なくなった
- 撮影を一時停止してバッテリー交換を試みた
- アクセスランプが点滅している状態でバッテリーを取り外してしまった
- 再度電源を入れると、該当のMP4ファイルが再生できない状態に
これは実はよくあるケースです。ビデオカメラは、撮影停止後もデータの書き込み処理を続けていることがあります。この処理中にアクセスランプが点滅しているのですが、この状態でバッテリーを取り外すと、データの書き込みが中断され、ファイルが破損してしまうのです。
復旧プロセスと成功結果
お預かりしたビデオカメラのメモリーから専用の機材とソフトウェアを使用してデータを抽出し、詳細な分析を行いました。
MP4ファイルのヘッダー情報やインデックスが破損していることが確認できたため、専門的な復旧技術を駆使してファイル構造を再構築。その結果、
2時間7分のMP4映像データを100%復元することに成功
しました!
このような症状でお困りの方へ
ビデオカメラのデータトラブルで多いのが、今回のようなバッテリー交換時や、SDカードの抜き差し時のトラブルです。以下のような症状が出た場合は、データ復旧の可能性があります:
- 特定のファイルだけが再生できない
- 「ファイルが壊れています」などのエラーが表示される
- サムネイルは表示されるが再生できない
最も重要なのは、トラブルが発生したらそれ以上操作せず、専門家に相談することです。
追加の撮影や保存を続けると、復旧の可能性が低下することがあります。
実際の復旧事例を動画でご覧ください
今回のケースを動画にまとめました。ビデオカメラのデータトラブルでお困りの方は、ぜひご覧ください。
お問い合わせ・ご相談はこちら
データ復旧のご相談は無料で承っております。大切な思い出が詰まった映像データ、諦める前にぜひ一度ご連絡ください。
※バッテリー交換時は必ずカメラの電源をオフにし、アクセスランプが消灯していることを確認してからバッテリーを取り外しましょう。